キレイは、自分のものさし。
わたしたちのあらゆる感覚は、感覚的なものを体験することによって発達し、未体験を受け入れた積み上げによって、成長してきました。世の中に存在する物質において、いままでに数えきれないほど「美しい」と「美しいと思わない」ものとを、頭の中で振り分けてきましたが、これら全てに対し、ひとつひとつ、「なぜだろう?」と深く考える人は多くいません。
美容も同じように、物質の多くは、目で見た印象で判断されがちですが、実際は自分のもっている意識と物質が、感覚を刺激し合い、自分がまるでそうであるかの様に、思い込ませてしまう現象が、わたしたちの身のまわりで起こっています。
- |年齢を労わる気持ちが行動に変える
- |バーチャルを好む訳。理由は「傷つかない」
- |「良い化粧品」の結末
- |媒体の意図を見極める力が、効果絶大を発揮する。
- |自分を可愛がれないのは、なぜでしょうか。
- |自分をお寺のように扱うことが、キレイを制する。
- |健康とたるみ、くすみ肌の関係性。
|年齢を労わる気持ちが行動に変える
「年齢を重ねれば、老いていくは仕方がない。」という認識は、何とどのように比べて、そのように思ってしまうのでしょうか。
同性同士で集まれば、美容の話題はとても楽しく、尽きることありません。
面白いことに、35歳を過ぎると何気ない日常会話で「年齢には勝てない」というフレーズをよく耳にするようになりました。
■ そもそも、年齢に勝ち負けは必要なのでしょうか?
先ほど述べましたが、この世に自分以外の物質がある限り、わたしたちは常に何かと比較しながら生き、共存を強いられるのです。
|バーチャルを好む訳。理由は「傷つかない」
しかし、年齢に勝ち負けが存在するのは、ただの空想であり、その世界に入るか入らないかは、自分次第ではないかと思うのです。
それよりも、大事なことは、確かなものを見る力が大事ではないかと考えます。
自分の履歴
■ 現在
■ 過去
実際に、何が「勝ち」で「負け」なのかを、紙に書き出してみてください。
ここで多くは、「時間」と「おかれた環境」が原因ということに気づかと思います。
■ しかし、本当の気持ちは、果たしてその通りなのでしょうか。
自分の本当の気持ちに問いかけず、空想世界でジャッジしてはいませんか。
■「時間」も「環境」も、ただの空想にすぎません。
|「良い化粧品」の結末
「良い化粧品とはなんですか。」どんなに優れたアイテムを使っても、化粧の土台となる肌がボロボロだと全てが台無しになってしまいます。
年齢を重ねても、「きれいで美しい」人に共通するのが、自分の肌を大切に管理していることではないでしょうか。
同年齢でも、その人がこれまでどのように、自分の肌を扱ってきたかによって、いまの状態が全く違う!という事実が明らかとなるのです。
|媒体の意図を見極める力が、効果絶大を発揮する。
CM、雑誌、SNS、YouTube、芸能人、インフルエンサーなど、自分以外の何かの力に引き寄せられて、つい新色リップを買ってみたり、まつ毛エクステンションをしてしまいたくなる衝動は、日常のあちこちに溢れていて、どれもこれも「目で見てすぐに変化がわかるもの」に気をとられ、消費しがちです。
そのように思えるようになったことは、断捨離でした。
「他人のものが良く見える現象」は、自分と他者を比較しているだけにすぎないただの空想だと思えるようになったからです。
自分の使わなくなったコスメをみれば、「なぜそうなのか?」を、思い出すようにもなれますから、脳内整理にはもってこいの手法です。
自分の判断基準が甘ければ、それが無駄金となりゴミとなります。そして、その事実に気づくまでは、「自信を取り戻すための、エンドレスな空想ゲームにはまり続けるのと、同ことだといえるのではないでしょうか。
「誰かの何かが素敵だな!」と感じることはとても素晴らしいことです。大切なのは、その時自分がどのような感情を抱き、心が動いた理由を問いかけ、それが自分にどう関係するだどうか。この答えをちゃんと分かっているか、否かがとても大切で、それを行動に移した瞬間から、何かが変わり始めるチャンスかもしれません。
|自分を可愛がれないのは、なぜでしょうか。
■ 鏡に映る自分は好きですか?
■ 笑顔で自分に語りかけていますか?
もしも、気にしたことがなければ一度鏡の前の自分と対話してみてください。
そうすれば、必ず自分の良いところが他の人と全然違う部分にあることにも気づけるはずです。
鏡に映って見える自分自身は、ありのままの自分であり、もしその鏡を他者に見せたとしても、本当のあなたを感じることが不可能であると同じように、人は皆、持って生まれたもの全てが異なっています。だからこそ、本当に見合うかどうか自分基準で判断しなければならないのです。
しかし、残念ながら「分かっていても難しい」と答える人が多くいます。
「難しい」と感じてしまうのは、自分を置き去りにした時間に関係していることについて、どれくらいの人が気づかれているでしょうか。
知らない、分からない、知識がないのではなく、自分をちゃんと見てあげることをしてあげてほしいです。
|自分をお寺のように扱うことが、キレイを制する。
人や物の力は、関係性が途絶えれば一時的な付き合いに終わります。しかし自分という人間は生きているかぎりずっと一緒です。
自分の良いところを見つけて、素晴らしい理想郷を築き、素敵なことで満たされるよう、願っています。
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|健康とたるみ、くすみ肌の関係性。
この記事では、先入観の蓄積をクリーニングすると共に、真の美しさは内側からにじみ出るものとは果たしてどういう事なのだろう?この答えをご自身で導きだすための手助けとなる内容です。この記事を読むことで、お金をかけなくても、今日から実践できる、キレイな肌を育てるヒントを詰め込みました。記事を読み終える頃には、自分の体内を内観できる知力を手にされ、心から美容を楽しみ、自分を幸せにするスタートのきっかけになれば、とても嬉しく思います。